酒まつりについて

「酒まつり」は、1979年に始まった「みんなのまつり」と西条酒造協会が1972年ごろから行っていた「西条酒まつり」が統合されたまつりです。 市民の融和とコミュニティー意識の啓発に加え、お酒をシンボルにした楽しいお祭りを全国に発信し、観光振興に貢献しています。

酒まつりの概要

「酒まつり」は毎年10月3連休の土、日曜の2日間にわたって広島県東広島市西条町の西条中央公園と西条酒蔵通りを中心にして行われる「お酒」をテーマとしたお祭り。
まち全体が会場となり、子どもから大人まで幅広い年代が楽しめるようにバラエティに富んだイベント会場が繰り広げられている。
ステージやグルメが楽しめる「メイン会場」や全国の地酒が約800銘柄試飲できる「酒ひろば」。
蔵元では限定酒の販売や酒蔵コンサートなど各社個性ある酒蔵イベントが行われる。

酒まつりの成り立ち

東広島市は三つ城古墳があるように5世紀には安芸の国の大豪族が県下最大の基盤を築いて大変栄え、国史跡の国分寺や鏡山城などからも地域の中枢であったことを物語っている。
江戸時代には宿場町として栄えた西条四日市は、灘、伏見に並ぶ三大銘醸地としその名を全国に轟かせ、豊かな地域文化資源の中から、市民祭「みんなのまつり」と西条酒造協会の「西条酒まつり」が一体となり、1990年に「酒」をシンボル化させた《酒まつり》が誕生した。地域活性化を目指して、年々内容を充実させている。
コロナ禍期間もオンラインや月間での分散開催などで東広島市内9町の絆も深める企画を実施し休むことなく継続してきた。
《酒まつり》は、神聖な“酒”の祭であると共に「市民参加のまちづくり」による地域活性化や「豊かな郷土愛」を育んでゆくことを目的に開催している。
あらゆる立場の人達が、交流することのできる空間を演出して、自分も楽しみ、人をも楽しませたいという“おもてなしの心”を大切にし、地域文化の創造と交流人口の拡大により都市活性化を支える役割を担いたいとの想いで開催している。

まつりを支えるスタッフは企業、団体、個人のボランティア

1990年に始まった「酒まつり」も2024年には35回目を迎えます。市民の皆さんをはじめ地域の皆様のご賛同、ご支援をいただき、行政をはじめ、東広島商工会議所、西条酒造協会、東広島青年会議所、市内各企業、団体など各層のご支援をいただいて《酒まつり》に取り組んでおります。
当日の企業、学生ボランティアは1日約400人にのぼり、2日間で約800人のボランティアに支えられています。実行委員会の執行部はその年の1月より携わり、決算の終了する12月まで約1年間酒まつりに尽力しています。
酒まつりの成功に向かって絆が生まれ、その絆が新たな地域振興をも進め、豊かで住みよい郷土づくりの貢献につながっています。メンバー1人1人が「おもてなしの心」を大切にそれぞれが責任をもって役割を果たしています。

今年のテーマについて

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