このたびの平成30年7月豪雨でお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆さまに心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を念願しています。
さて、本年10月6日、7日に開催いたしました「2018酒まつり」では、平成30年7月豪雨災害に対する「酒まつり復興支援活動」として復興募金活動をさせていただき、ご来場者の皆さまから寄せられた全額を、11月14日に広島県へ義援金として贈呈いたしましたことをご報告いたします。皆さまからの温かいご厚意によって集まった義援金の総額は1,040,062円になりました。
今年は、初日に台風25号の影響で野外の主要イベント会場を閉鎖するなどイレギュラーにはなりましたが、両日で約17万人のご来場をいただきました。義援金は、会場に募金箱(樽募金)を設置させていただいたほか、復興支援の気運盛り上げの想いを形にした復興支援幟(2000円で協力店舗が購入、うち1000円が義援金)」を会場や街なかに掲げ、スタッフは復興支援Tシャツ(2000円で自費購入、うち1000円が義援金)を着用しました。また、観光協会は購入いただくと自動的に500円が義援金になる仕組みの「復興支援マス」を1000個作り完売しました。
11月14日に二宮達雄・2018酒まつり実行委員長(写真左)ら3人と、東広島市観光マスコットキャラクターのん太(同中央)が広島県庁に湯﨑英彦知事(同右)を訪ねて全額を寄託。湯﨑知事に目録を贈呈した二宮実行委員長は「豪雨災害、台風の影響で一時は中止も考えた酒まつりですが、祭りによって東広島市、広島県を元気にしたいという実行委員ら関係者の熱い思いで開催にこぎつけました。義援金を復興に役立ててください」と説明、湯﨑知事からは「大事に使わせていただきます。地域を元気にする酒まつりは、今後とも続けてください」とお礼と酒まつり継続開催へ向けた激励の言葉をいただきました。二宮実行委員長の傍らに立った、のん太も、画用紙で作った手作りフリップボードで酒まつり会場での復興支援の様子を伝えました(読み上げたのは付き添いの人)。
たくさんの方々からお気持ちのこもった義援金、本当にありがとうございました。「酒まつり」によって、全ての人の心が前向きになり、明日への希望と復興への活力を得るきっかけになることを願っています。酒まつりは、お酒を文化としてとらえる地域活性化のための祭りですので、これからも東広島市のにぎわいを創出するための活力の一つであり続けたいと思っています。
平成30年11月14日
公益社団法人東広島市観光協会
2018酒まつり実行委員会